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困ったときのヒント
弘法大師 空海のことば
困ったときのヒント弘法大師 空海のことば

大栗道榮/著


弘法大師空海は高野山をひらいた真言宗の祖であり、四国を修行の地と定めて四国八十八カ所霊場をひらいた平安時代の高僧です。本書は、弘法大師空海の著作のなかから88のことばを精選し、著者ならではの軽妙な筆致で、むずかしい仏教の教えを現代に即し、やさしくわかりやすく解説しています。巻末には弘法大師のことを知らない読者にも親しめるよう、その生涯を重要な出来事を中心にたどった略伝も収録してありますので、空海の入門書としても最適です。

◎収録されている弘法大師空海の「88のことば」のなかから、ひとつ紹介いたします。巻末には空海の略伝記も掲載。一冊で弘法大師の生涯と教えにふれることができます。

大士の用心は、同時これ貴ぶ  『高野雑筆集』  菩薩の心構えは、相手と同じ目の高さになって対応すること。  これがいちばん貴いことである。 この世の中でもっとも大切なことは対人関係です。人はときどき、他の人との対応に失敗して泣かされたり、悩んだり、悲しんだり、落胆したりします。 対人関係についての大ベテランは菩薩さんです。この方に、人とのつき合い方をコーチしてもらいましょう。──菩薩さん。あなたはどんな人とも上手におつき合いをされるそうですが、なにかモットーのようなものをおもちですか?「わたしはいつも、“布施(ふせ)・愛語(あいご)・利行(りぎょう)・同時(どうじ)”という四つのことを心がけています」──ちょっとむずかしい用語なので、よくわかりません。もう少しやさしくお願いします。「これはどうもすみませんでした。布施というのは施しのことです。といっても、わたしは坊主ですからお金がありません。ですから、わたしの真心を差し上げるようにしています」──では、愛語というのは?「やさしいことばをかけること。身内が亡くなって悲しみのどん底にいるときや、倒産してみんながそっぽを向いているときに、心のこもった思いやりのあることばを聞くと、つい涙ぐんでしまいます。とくに人の上に立つ者は、とげのあることばを使ってはいけません」──わかりました。じゃあ、利行ってなんでしょうか?「それは、他人の利益になるようなことをすることです。欧米では“フィランソロピー”といっているようですが、困っている人にお金を寄付したり、ボランティアをすることです。また、人の迷惑になることをしないのも、利行のひとつです」──なるほど。では、おしまいの同時とはなんでしょう。「はい。それはやさしいことです。その基本は相手の身になって考えてあげることです。我が身をつねって人の痛さを知れ、というじゃありませんか。 けれども人間は自分の歯が痛むときは一刻も我慢できませんが、人が歯の痛みで苦しんでいても、いっこうに平気なものです。また、相手のため、と思っていっても、人は別の受け止め方をすることが多いものです。そこで、いつも相手の目の高さに自分の目をもってきて、話をするのがいちばんよい。これが同時です」──よくわかりました。さっそく和尚も実行いたします。弘法さん! これでよろしいでしょうか。



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【著作者プロフィール】
■大栗道榮(おおぐり・どうえい)/高野山真言宗傳燈大阿闍梨。1932年、徳島県に生まれる。中央大学を経て、高野山専修学院を卒業。1977年、東京代々木に大日寺を建立。傳燈大阿闍梨として僧侶指導にあたるほか「心の修行塾」を主宰して仏教を生活に生かす道を一般向けに説いている。『元気が出る哲学 般若心経』(リヨン社)、『五分間法話集 八十八精選』(図書刊行会)、『般若心経入門』(鈴木出版)など著書多数。


シリーズ
ISBN(13桁) 9784790211082
ISBN(10桁) 4790211088
NDC 914
JANコード
対象年齢 一般
収録時間
品質
色・形
類書・同書作
初版 2003年10月
備考 電子書店各店にて電子版配信中!!(※価格や対応機種等は各書店のサイトでご確認ください)
各種選定受賞歴
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