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フランチェスコ・ダダモ/作
荒瀬ゆみこ/訳
丹地陽子/絵
ファティマがじゅうたん工房につれてこられたのは、10歳の時。おおぜいの子どもたちと、工房に閉じ込められ、朝から晩まで、じゅうたんを織らされる。学校に通うことも、遊ぶことも許されず、言うことを聞かない子どもは足に鎖をつけられる。まるで奴隷だ。そんなある日、ひとりの少年がつれてこられた。彼は勇気をふりしぼり工房主に立ち向かい、自由を勝ち取ろうとする。イクバル少年の姿は、おおぜいの子どもたちを変えていく。力をあわせて困難を乗り越えようとする子どもたちのけなげな姿、自由と勇気を描きあげた感動の物語。 2004年の刊行以来、『イクバルの闘い ー世界一勇気ある少年』は版を重ねてまいりましたが、ご要望にお応えして、コンパクトなサイズに作り直し、新装版として再刊行いたします。
【著作者プロフィール】
■フランチェスコ・ダダモ(Francesco D'Adamo)/1949 年、イタリアのミラノに生まれる。一般向けの小説の執筆、推理小説のアンソロジーの編纂などを手がけるいっぽうで、「見捨てられたような場所でくらし、事件を起こしでもしないかぎり、存在すら忘れられている子どもたち」をテーマとした児童、青少年向けの作品を書き高い評価を得ている。主な児童向けの作品として、IL MURO(De Agostini)、Oh, Harriet!(Giunti Editore)などがある。 ■荒瀬ゆみこ(あらせ・ゆみこ)/大阪外国語大学外国語学部イタリア語学科卒業、雑誌、書籍編集者を経て、現在イタリア文学翻訳家として活躍中。主な訳書にニコロ・アンマニーティ『ぼくは怖くない』、シルヴィア・アヴァッローネ『鋼の夏』、シルヴァーナ・デ・マーリ『ひとりぼっちのエルフ』(いずれも早川書房)、ジーノ・ストラダ『ちょうちょ地雷』(紀伊國屋書店)などがある。 ■丹地陽子(たんじ・ようこ)/イラストレーター。近年は書籍カバーイラストや雑誌カット等を中心に活躍中。主な作品に『星を見あげたふたりの夏』(あかね書房)、『マザー・テレサ(新装版)』(講談社火の鳥伝記文庫)、『サトコのパン屋、異世界へ行く』シリーズ(主婦の友社)など多数。
丹地陽子先生のホームページ
税込価格 1,760円
(本体価格1,600円 消費税160円)
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シリーズ |
児童文学シリーズ [36]
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ISBN(13桁) |
9784790233480 |
ISBN(10桁) |
4790233480 |
NDC |
973 |
JANコード |
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商品番号 |
003348 |
判型 |
四六判変型 縦18.8×横13.0cm(表紙縦19.4×横13.6cm) |
対象年齢 |
小学校高学年~ |
体裁 |
上製 |
ページ数 |
246ページ |
収録時間 |
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品質 |
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色・形 |
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類書・同書作 |
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初版 |
2019年1月 |
備考 |
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各種選定受賞歴 |
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既翻訳国 |
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税込価格 |
1,760円 (本体価格1,600円 消費税160円)
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