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浅井了意/作
藤堂億斗/訳
ひろ さちや/解説
『伽婢子』『狗張子』は近世怪異小説の傑作。戦国時代を舞台に、乱世に翻弄され、悲運に倒れた人々を哀感を込めて描く。幻想的・浪漫的世界をもつ怪異譚からは、僧侶でもあった浅井了意の仏教弘布への願いが読みとれる。
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【著作者プロフィール】
■浅井了意(あさい・りょうい)/ ■藤堂億斗(とうどう・おくと)/1953年北海道札幌市生まれ。東京大学文学部卒業。フリーランスの取材記者・編集者・翻訳者。著訳書に『黄金都市シカン大探検インカ帝国のルーツをさぐる』(汐文社)、『体験ニッポン新宗教の体験談フォークロア』(共訳、現代書館)、『完全図解 目で見る 仏教小百科』(鈴木出版)などがある。
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